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2008年03月19日

日銀総裁問題

むずかしい問題のようだが、数日前のラジオで
インサイダー編集長高野氏が解説していた。
どうも裏で暗躍しているのが、財務省のようだ。
財務省は、財政の立場から金融に影響力を
持ちたいようだ(国の借金、金利のコントロール、
国債の引き受け手等)。
そのため、日銀総裁に財務省の息のかかった
人物を据えたいらしい。
その良き理解者、代弁者が政府、総理である。
まず、日銀総裁の任期が3/19で切れることは、
前からわかりきっている問題である。
それなのに、3月に入ってから武藤候補を提示している。
その理由がふざけている。総理は、イージス艦の
衝突問題で手が回らなかったらしい。
このタイミングで出してきたのは、サブプライム問題に
端を発した世界経済の不安定な状況で日銀総裁が
不在になることがまずい状況を見越してのことである。
これにマスコミも統一したかのように論調を合わせ、
民主党の姿勢(財政と金融分離、独立の担保)を
非難し、悪者扱いのように扱っている(これは財務省の
根回しの成果)。
しかし、民主党の一貫した強い姿勢はどうも読み違えた
ようである。その後は、福井総裁の続投、同じ事務次官
経験者の田波氏の提示、そして不同意で迷走を続けて
いる。
テレビで、民主党菅氏はさらに問題を大きく捉え、政治の
官僚支配の打破の絶好の機会としている。
政府、自民党は、民主党の悪いイメージを植えつけようと
やっきになっているとしか映らない。
この問題は、白川副総裁代行で延長戦模様である。
雪割草(近くに立て札があった) 春日井市