土曜日は、春日井市の自然を見に行ってきました。
ネットでは、ハルリンドウが3月上旬からポツポツと咲き出した
との情報を見かけるようになりました。ハルリンドウの花が
見える期間は、意外と長く4月半ばぐらいまでで、
ここ春日井でも湿地一面に咲きそろうのは4月入ってからの
はずです。
ハルリンドウはどちらかと言うと湿地でも比較的乾いたところ
に咲くようで、同じ時期に咲くショウジョウバカマはハルリンドウと
違い比較的湿ったところに咲くようです。
湿地の植物にとって、他のところでは種の生存競争に負けて、
この湿地で細々と生きています。
したがって、他の植物に進入されると、湿地自体が消滅して
しまいます。
いつも、湿地を常に観察し、秋から冬の時期に草刈などされ
維持活動をされている方々がいるからこそ、毎年いろいろな
湿地に生きる植物、動物を見ることが出来るのですから、
感謝しなくてはいけません。
私なすびくんも後10数年過ぎれば、暇な時間も多く出来る
ような年齢に達し、このような活動にも参加すことも・・・・。
しかし、近くに毎朝このようなところを散歩できる人は実に
羨ましい。都会暮らしは便利ではあるが・・・。
湿地での歩道近くに咲いていたハルリンドウ